RMI レジストリブラウザを使用する
RMI レジストリブラウザは、「RMI レジストリ」ノードやそのサブノードをマウスの右ボタンでクリックすることにより使用できます。選択するノードの種類に応じてコンテキストメニューに適切なコマンドが表示されます。
「RMI レジストリ」ノードのコマンド
このノードは RMI モジュールのレジストリブラウザを表します。
再表示
RMI レジストリノードから下のすべてのノードを再表示します。
レジストリ新規
新しいレジストリをノード階層に追加します。実行中のレジストリを追加したり、新しいレジストリを作成したりできます。
プロパティ
レジストリブラウザのプロパティを表示します。
レジストリノードのコマンド
これらのノードはそれぞれ、レジストリブラウザで表示される RMI レジストリ (たとえば、//localhost:1099/) を表します。
再表示
選択されたノードから下のすべてのノードを再表示します。
削除
選択されたノードをレジストリブラウザから削除します。このコマンドは、レジストリブラウザで開始されたレジストリプロセスのみを終了します。
プロパティ
選択されたレジストリのプロパティを表示します。
リモートオブジェクトノードのコマンド
これらのノードは、RMI レジストリにエクスポートされた Java オブジェクトを表します。レジストリには、多くのリモートオブジェクトを入れることができます。たとえば、RMI モジュールで実装クラスを生成してこれを実行する場合、その実装クラスの main メソッドで作成されたインスタンスはリモートオブジェクトノードとして表示されます。
Bean をカスタマイズ
選択されたリモートオブジェクトのカスタマイズ可能なプロパティ (もしあれば) を表示します。
削除
選択されたオブジェクトをその RMI レジストリから削除します。オブジェクトを削除できるのは、自分が管理するローカルレジストリのオブジェクトだけであり、セキュリティ上の理由で、リモートの RMI レジストリからオブジェクトを削除することはできません。
プロパティ
選択されたリモートオブジェクトのプロパティを表示します。
リモートインタフェースノードのコマンド
これらのノードは、リモートオブジェクトによって実装されたリモートインタフェースを表します。
選択されたリモートインタフェースの検索コードを IDE のクリップボードにコピーします。このコードは、選択されたリモートインタフェースへの参照を返します。このコードをクライアントソースコードにペーストし、その参照を使用して、リモートインタフェースが宣言しているメソッドを呼び出します。このコードの一般的な例を次に示します。
try {
interface obj = (interface) Naming.lookup ("//host:port/name")
} catch (Exception ex) {
ex.printStackTrace();
}
インタフェースを保存
選択されたインタフェースのローカルコピーを作成します。コピーを入れるパッケージを指定するダイアログが開きます。これは、コンパイル用にインタフェースのコピーが必要なときに便利です。
著作権と商標について